少年野球に入部した小学2年生の息子。初めのころはGパンに長袖のTシャツ、キャラ物の帽子に瞬足を履かせて練習に参加していました。するとチームのコーチから…。
やはり格好は大事だよね
「そろそろユニフォーム買ってあげないと、あの格好じゃねぇ…。」
そうですよねぇ。さすがに私服姿じゃ何だか仲間はずれのようなかんじですもんね。
「何を揃えれば良いか分かるよね?」
はい、一通りは分かります。練習用の白いユニフォーム上下とアンダーシャツ、それからソックスとアンダーソックスですよね?
「そう。あとスパイクとグローブもね!」
(へ?スパイクって?こんな小さい子供のサイズってあるのかな…。)分かりましたお店に行ってきます。
後日息子を連れて町の野球用品店に行ってみました。
18センチでもかなり大きい
お店に入ると早速元気な店員さんが声をかけてきて「グローブ?バット?軟式でいいのよね?」「グローブはこっち、バットは奥に並んでるから、振ってみたかったらひと声かけてね」と矢継ぎ早に話してきました。すっかり僕がつかう野球道具を買いに来たと思っているようでした。
あの…この子が使うスパイクとグローブを見に来たんですけど。
「え?この子?もう野球やるの?何歳?チームは?」と。
そう、びっくりされるのも無理はないのです。うちの子はとても小さくて年長さんくらいに見えても不思議ではない体格でした。
チームは〇〇です。2年生です。
「あらそう!がんばってねぇ。足の大きさは?」
16センチくらいですかねぇ。
「チーム〇〇で使ってるスパイクは18センチからしか無いのよ」
ですよね。さすがに16センチは無いですよね。もう少し大きくなったらまた来ます。
息子よ、チームカラーに合わせてあげるからしばらく瞬足で頑張れ!
ふてくされた息子を軽くなだめ、次はグローブを見せてもらいに行きました。
グローブぐらいは買ってあげたい
「子供用のグローブはこの辺りに展示してるから見てみてね」
そこにはたくさんのグローブが並んでいました。ファーストミットやキャッチャーミット、外野手用デザインのものまでありました。僕が子供の頃には考えられないくらいの種類とカラーバリエーションです。その中から小さめのものを見つけて息子にはめさせてみると、さっきまでスパイクを買ってもらえなくなってふてくされていた顔がパァッと明るくなりました。
「オレ、これにする!パパこれ買って!」
いや…無理でしょう。気持ちはわかるけど、腕を下ろしてごらんよ。グローブはいともかんたんに抜け落ちてしまします。なんて可愛そうな息子よ。グローブも買ってあげられないなんて。と思っているとそこへ店主が現れ
「お!ボクもう野球始めんのか?小さいのに偉いなー。ちょっと待ってろよ」
と言って店の奥へ行くととっても小さな黒いグローブを持ってきてくれました。
「これ小さすぎて売れないからメーカーに返品しようと思ってたんだよ。良かったらはめてみな。」
息子はグローブにしっかり手を押し込んでゆ~っくり腕を下ろしました。そしてすかさずグローブがはずれる前に腕を戻し笑顔でうなずきました。良かったな息子よ!店主ありがとうございました。
さすがにこのグローブとの出会いは逃しちゃいけないと思い購入を決めました。
それから息子はおもちゃ屋さんで買った水色のビニール製のグローブと、固くてピクリとも動かない黒いグローブを持って練習に参加してました。